コラム94 アナログは大切、デジタルは必要。

  2023年10月1日  五十嵐吉彦

小生の生活に於いて、いつも描いている水彩・ペン彩スケッチ画の作品はペンや筆を使い、自らの手を使って描いているので、いわゆるアナログ作品である。また普段使っているパソコンや携帯の画像はデジタルである。小生の20才代から60才ぐらいまでの40年間慣れ親しんだ写真はフイルム使用のアナログ写真であった。今はデジタルカメラに変わり、殆どがデジタル画像となってしまった。ここで、アナログとデジタルについて、小生の画像生活に絞って勝手なコメントを述べてみよう。

よくアナログ人間とか、デジタル人間とか区分して言われる。この言い方ではアナログ人間とは感覚、感性で生きる人間で、デジタル機器が苦手な中高年の方々との印象に受取れる。どちらかと言うと小生はアナログ人間である。小生の日常生活の中では約70%はアナログであり、約30%はデジタルと言えるだろうか。確かにデジタルによって世の中便利になり、画像分野が大いに広がった。でもアナログは人間にとって大変大切であり、アナログ人間は卑屈になることはまったくないと思う。

ではアナログとデジタルとはどう違うのか? 一般的にはアナログ画像は連続的に諧調表現が出来、味のある表現が出来るのに対し、デジタル画像は1と0の世界からなり、通信や複写、スピードが素晴らしく速い。フイルム写真は相当現像時間が早くなったとは言え、このデジタルの画像仕上がりと通信は極めて速くデジタルに殆ど変わってしまった(但しアナログ写真でもスピードの速いインスタント写真は残っている)。しかし絵や水彩スケッチ画を創作するARTはアナログでないと出来ない分野である。そこには手を使い、感性も入るからだ。

小生自身、デジタルは日常生活に於いて最低限必要なパソコン、スマホでのメール交換、画像送受信、ネット情報の検索等は使いこなしている。そしてデジタルの便利さの恩恵にあずかっている。この為、小生の生活では「アナログは健康&ARTに大切、デジタルは通信&生活に必要」と言いたい。この両方のバランスをとって使いこなしていこう。

アナログは大切、デジタルは必要

*左の作品は先日現場でスピーディに描いた水彩スケッチ画でアナログである。そして この作品をスキャンしてデジタル画像に変換し皆様に送信出来ている。
*場所は小石川植物園内旧東京医学校本館前。 手前の「ハナキササゲ」の木の形が面白い。F4
*この場所の定番構図作品はトップページに掲載。


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